民泊の定期報告の書き方
住宅宿泊事業(届出民泊)を営む人は、偶数月の15日までに、直前2か月分の実績を都道府県知事に報告します (住宅宿泊事業法第14条、同法施行規則第12条)。報告するのは4つの数字だけです。
次の提出期限
| 報告の期限 | 対象の期間 |
|---|---|
| 2026年12月15日まで | 2026年10月1日〜2026年11月30日 |
| 2027年2月15日まで | 2026年12月1日〜2027年1月31日 |
| 2027年4月15日まで | 2027年2月1日〜2027年3月31日 |
| 2027年6月15日まで | 2027年4月1日〜2027年5月31日 |
| 2027年8月15日まで | 2027年6月1日〜2027年7月31日 |
| 2027年10月15日まで | 2027年8月1日〜2027年9月30日 |
期限が土日祝でも、報告先の運用に従ってください。提出は民泊制度運営システムから行います。
報告する4つの数字
| 項目 | 数え方 |
|---|---|
| 届出住宅に人を宿泊させた日数 | その期間に、実際に人を泊めた日の数。同じ日に複数の予約が入っていても1日と数えます。 |
| 宿泊者数 | その期間に泊まった人の数。予約ごとの人数を足します。 |
| 延べ宿泊者数 | 人数 × 泊数。2人が3泊すれば6です。期間をまたぐ予約は、期間内の泊だけを数えます。 |
| 国籍別の宿泊者数の内訳 | 国籍ごとの宿泊者数(延べではありません)。日本人も1つの区分として数えます。 |
根拠:住宅宿泊事業法施行規則第12条第1項。「四 国籍別の宿泊者数の内訳」と定められており、延べ宿泊者数の内訳ではありません。
180日はどう数えるか
- 期間は毎年4月1日の正午から翌年4月1日の正午までです(施行規則第3条)。
- 正午から翌日の正午までを1日と数えます。そのため、3月31日にチェックインして4月1日の朝に出る1泊は、前の年度に入ります。
- 同じ日に複数の予約があっても、その日は1日です。
- この180日は法律で決まった上限です。自治体の条例でさらに短い期間しか営業できない地域がありますので、届出先の自治体の条例も必ず確認してください。
いま何日つかったか計算する(無料)
チェックイン日と泊数を入れていくだけで、年度の残り日数が出ます。登録は不要で、入れた内容は保存されません。
予約CSVから自動で数えたい場合は、アプリの有料機能をご利用ください。
よくある質問
宿泊が1件もなかった期間も報告が必要ですか。
必要です。実績が0であっても、届出住宅ごとに期限までに報告します。
宿泊日数と延べ宿泊者数は何が違いますか。
宿泊日数は「人を泊めた日の数」で、同じ日に何組泊まっても1日です。延べ宿泊者数は「人数×泊数」で、2人が3泊すれば6になります。
年度をまたぐ予約はどちらの年度に入りますか。
泊ごとに分けて数えます。3月30日から4月2日まで3泊した場合、3月30日と3月31日の2泊が前の年度、4月1日の1泊が新しい年度に入ります(正午から翌日の正午までを1日と数えるため)。
国籍が分からない宿泊者はどう扱いますか。
宿泊者名簿で確認した国籍を使います。名簿の記載は法律上の義務なので、チェックイン時に確認してください。
180日を超えそうなときはどうすればよいですか。
超える前に予約の受付を止めてください。超えた場合は住宅宿泊事業法違反となり得ます。旅館業の許可や特区民泊の認定に切り替える方法もありますので、届出先の自治体にご相談ください。
報告はどこから提出しますか。
民泊制度運営システム(観光庁)から提出します。届出のときに使ったアカウントでログインしてください。
宿泊者名簿に書くこと
住宅宿泊事業では、宿泊者の氏名・住所・職業・宿泊日を名簿に記載します。 日本国内に住所のない外国人には、加えて国籍と旅券番号が必要です(施行規則第7条第3項)。
名簿は作成の日から3年間保存します。電子的な記録でも、必要に応じて紙に表示できるなら名簿への記載に代えられます(同条第4項)。
旅館業(旅館・ホテル営業/簡易宿所営業)の場合は根拠条文が異なり、記載事項は 氏名・住所・連絡先(日本国内に住所のない外国人は国籍と旅券番号)です(旅館業法第6条、同法施行規則第4条の2)。 「職業」は現在の旅館業法施行規則には含まれていません。
本ツールは公的機関が公開する情報をもとに機械的に計算・照合した参考情報です。法的助言・税務相談・行政手続の代行ではありません。最終的な判断と提出はご自身で行い、不明点は各公式窓口にご確認ください。
出典: e-Gov法令検索(デジタル庁)(取得日:2026-09-30) / e-Gov法令検索(デジタル庁)(取得日:2026-09-30) を加工して作成
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